2008年5月15日木曜日

ハッカーになりたい

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たちを読んだ。この本は、アジャイルプラクティスの巻末の広告で見かけて気になっていたのだが、買って正解だった。

読んでいて共感できる部分や刺激される部分も多くて、結構のめり込んで読んだ。自分も何かやってみたい、やってやろうという気を起こさせる良い本で、読んでいて気分が良かった。
(この気持ちをどれだけ長く持ちつづけられるかが問題だけど。)

Lispをしっかり勉強してみたい気にもなる本で、ちょっと始めているemacs lispあたりから発展させてもう少しいろいろやってみたいと思う。

あと、この本のいいところは、翻訳がすごく読みやすいということだと思う。原文がどういうものなのかは知らないのと、それを知ったとしても私は英語がまったくダメなので、訳がいいのかどうかとかはわからないと思うが、とにかくこの本の文章はスラスラと頭には行ってくる感じがあった。
表現にしても、「WebベースソフトウェアをISPを通じて売るというのは、寿司を自動販売機で売るようなものだ」とか、原文ではなんと書いてあったんだろう。

最後に、「今の仕事で脳味噌が腐っているんじゃないかと心配しているとしたら、たぶん腐っているよ」って書いてあるところは、よく覚えておきたい言葉。「退屈なプロジェクトは一切しなくてよい、その代わり、中途半端な仕事はしない」とかも。

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