2008年5月19日月曜日

素人のように考え、玄人として実行する

素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術を読んだ。

タイトルを見て読んでみようと思ったのだが、ちょっと買う前に思っていた内容と違っていた。副題に「問題解決のメタ技術」とあるので、問題解決のため方法論みたいな感じの内容かと思ったが、著者の経験に基づくエッセイ形式のものだった。
そういう意味では、もっとも重要なことはタイトルがすでに言っているというパターンだと思う。

内容としては、第4章の内容が一番印象に残った。アメリカの大学のシステムが学生や教員をドライに評価して、場合によってはそこにいられなくなってしまうこともあるが、実はそれにより他の場所でさらに力をつけるきっかけになっているという話と、アメリカでは決定する人が明確だという話はよく覚えておきたい。

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