2008年4月2日水曜日

ビジネス書を読むってことは

人の話を聞くということなのではないかと、最近は考えるようになった。

最近まで、ビジネス書、自己啓発書の類は何となく避けていた。読書といえば小説を読むべきで、小説をたくさん読み、自分で色々経験すれば、ビジネス書に書かれているようななんというか何かに対する答えのようなものは、自分の中から沸き起こってくるものであり、またそうあるべきだという考えがあり、そういう本を読むことは最初から問題の答えを見るのと同じことなのではないか、という考えがあったためだと思う。

この考え自体は今でも変わっていない。

でも、この手の本は小説のように味わって読むようなものではないものの、経験豊富な人々の話を聞くという意味で、重要なことなんじゃないかと最近は思ってきた。

そう考えると、今度は現実世界でも、人の話をあまり聞かない傾向が自分にあるのではないかという気もしてきた。
人の考えを傾聴し、受け入れるということをあまりしてきていなかったように思える。

最近は封印していたビジネス書に手を出し始めたことにより、読みたい本が増えてきた。本をたくさん読んでいるうちに、実際に人の話を聞く姿勢にも変化が出てくるとよいのだが。

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そうすると、レバレッジ・リーディングの、読むときに目的を持って必要なところを調べるように読む。というのは、話を聞くときに目的を持って聞けという意味では良さそうだが、ともすると自分の都合のいいように読み取って終わりという、人の話を最後まで聞かないようなことにもなりかねないんじゃないかという気もした。とりあえず本は最初から最後まで目を通すことにしたい。

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