2008年4月20日日曜日

アートがおもしろいかもしれない

現代アートビジネスを読んだ。

アートについてはほとんど知識がない。気に入ったものについては多少調べたりして画集を買ったりしてみるものの、実物の作品を買ってみようという気にはなったことがなかった。

奈良美智は割と好きで、深い深い水たまりという本を持っている。村上隆は作品は何となく見たことあるという程度で、どんな人なのかはよく知らない。
たむらしげるの作品が好きで、作品展には結構行っていた。小さなギャラリーで開かれているものに行ったりもした。作品展で値段がついているのを見かけたこともある。確か数万円〜数十万円。学生の時には高すぎる印象だったのだが、今であれば買ってしまったかもしれない。

と言う程度。

この本を読んで思ったことは、

・ギャラリストなる職業が存在することを初めて知った。
・絵(アート)を買うということがどういうことなのかがちょっと分かった。
・アートが投資の対象としてだけ見られてしまうような状況になることを著者は批判的に見ているが、やはり市場で売買されるものである以上、そういう要素は避けられないようでもある。
・小さい時から好きなもの、ことを貫いている人というのは、やっぱり魅力的。

というあたり。

この本ではアートというものを映像や音楽とは別の、コピーが不可能な作品として実物が存在するものという位置づけで書いている。
そうなると、イラストレーターなどを駆使して作品を作るアーティストというのはどういう位置づけになるのだろうか。
そもそも作品として作っているものが複製可能なデータという形でしか残らないアーティストがいてもおかしくないと思うのだが、そういった人の作品が市場でどう扱われているのかということが少し気になった。

この本に出てくるアーティストについて、私はほとんど知らなかったので、ちょっと調べてリンクを残しておく。とりあえず気になって調べてみた辺りから。

[ギャラリー]
Tomio Koyama Gallery - 著者:小山登美夫氏のサイト
SHUGOARTS
西村画廊
白石コンテンポラリーアート


[アーティスト(Googleイメージ検索)]
ジャスパー・ジョーンズ
アンディ・ウォーホル
村上隆
ジェフ・クーンズ

そのアーティストの作品を見るためにgoogle検索を使うのはいい考えかと思いしや、そうでもない場合もありそうなのでとりあえずこのくらいにしとく。
後でもう少し増やしたい。

[購入]
タグボート

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